こんにちは!
我が家の電車大好き長男が、首を長くして待っていた、叡山電鉄「ひえい」。
2018年3月21日、ついに沿線デビューしましたヽ(^o^)丿
早速、初日に乗りに行ってきました。
京都観光の折には、ぜひ乗って旅を楽しんでいただきたいレトロなローカル線、叡山電鉄ひえい。
左京区内を縦断する路線電車の叡山電鉄は、アニメや映画にも度々登場しています。
その魅力と沿線のおすすめスポットを紹介させていただきます!
叡山電鉄『ひえい』とは?どこから乗れる?
車両デザイン
叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や 「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しています。
また、側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしています。
叡電『ひえい』は、出町柳駅から、八瀬比叡山口駅までの8駅区間を約14分で結ぶ「叡山本線」を走行します。
乗車できるのは、出町柳駅から、八瀬比叡山口駅までの間のどの駅からでも乗降できます。
ひえいは、一両編成の電車で、ワンマンカー運転となっているため、進行方向の後ろ側のドアから整理券を取って乗車します。
ピタパや、スイカ(ICOCA)などの共通乗車カードで乗るときは、駅の入口でタッチしてから乗車し、降車時は運転手側の精算機にタッチして降ります。
現金や、切符で乗車する場合は、運転手側のドアから降りる時に支払います。
ただし、始発終点となる出町柳駅と、八瀬比叡山口駅では、改札口にての清算となります。
叡山本線では、ひえいの他の車両も運行するので、時刻表のチェックは事前にしておいた方が待たずに乗れます。
叡山本線ひえい時刻表(平日) 休日ダイヤ
叡電の運賃は?お得な乗り方
叡山電鉄は、日本でも有数の高額運賃な電車です(;'∀')
出町柳駅から、終点八瀬比叡山口駅までで、片道260円です。
往復するだけなら520円ですが、途中のおすすめスポットに立ち寄るなら、一日乗車券がお得です!
大人1000円、子ども500円(小学生)で一日乗り降り自由です。
出町柳駅、修学院駅事務所、鞍馬駅で購入できます。
他にも、比叡山延暦寺拝観料とケーブルカー、ロープウェイの乗車券がセットになった切符や、大原までの京都バスが付いた一日乗車券など、観光するなら活用するべし!なお得な切符も色々と発売されています。
詳しくは、叡山電鉄サイトをご覧ください^^
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叡電ひえいの座席シートはフカフカなバケットシート
座席にはゆったりとしたバケットシートを採用。お客さま一人ひとりの着席スペースを明確にするとともに座り心地の向上を図っています。シートには「神秘的な力・気」「御山の等高線」「歴史の積層」をイメージしたデザインを施しています。
照明には、当社の車両では初めてLEDダウンライトを使用しており、今までの車両とは違う落ち着いた雰囲気の中、目的地までのひとときをお過ごしいただけます。
また、優先座席には茶系のヘッドレストを採用し、直上の吊手を長くすることで、識別を容易にしているほか、八瀬比叡山口駅方のドア付近のいすは折り畳み式として、車いす・ベビーカースペースとすることができるなど、バリアフリーにも対応しています。
窓も丸くて、斬新なデザインに、黄色のシートが映えますね。
座り心地満点なシートに座り続けることなく、長男の定位置は、運転席の後ろのこの位置です(*''▽'')↑
叡山電鉄沿線のおすすめスポット
叡山電鉄は、出町柳駅を始発に鞍馬駅に向かう鞍馬線と、八瀬比叡山口駅に向かう叡山本線に分かれています。
分かれる駅は、宝ヶ池駅なので、当然その間の区間はどちら行きの電車に乗っても大丈夫です。
出町柳駅
京阪と叡電の連絡地となった出町柳。
すぐ横を流れる鴨川の合流地点は、鴨川デルタと呼ばれて暖かくなると子連れ家族から大学生まで、色んな人で賑わいます。
亀の飛び石を渡るのも、楽しいですよ^^
春は桜も楽しめます。
ふたばの豆餅を買って、のんびりいただくのは「京都ツウ」な楽しみ方ですw
出町柳ふたば・・・常に行列のできてる和菓子屋さん。ふたばの豆大福は、並んでも食べたい!観光客に紛れて、地元民も並んでます。
出町桝形商店街・・・鴨川デルタを渡って、まっすぐ行くと突き当たるのが、この商店街。昔ながらの商店街には、「出町座」という映画×書店×カフェのカルチャー拠点 なるものがオープンし、老若男女が行きかう商店街へと発展しています。唐揚げの美味しいお店もあります。
古都香(ことか)・・・叡電出町柳駅を出て川端通り沿いに南に下がったところにあります。みたらし団子がとにかく有名。焼きたてのみたらし団子を店内でいただくもよし、お持ち帰りで鴨川デルタでいただくもよし。
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一乗寺駅
色んなこどわりが詰まった本屋、パン屋、スイーツショップが並ぶ駅界隈
一乗寺駅界隈は、とにかくお店がいっぱい。
しかも、ちょっとこだわりの強いお店がしのぎを削ってます。
一乗寺駅を中心に東西に延びる曼殊院通りは『一乗寺商店街』となっていて、有名な『恵文社』さんを始め、スイーツで有名な『むしやしない』、特にパンにうるさい京都人が愛する『ぱんのちはれ』などなど、個性的なお店が徒歩圏内にたくさんあります。
一乗寺駅から、西に向かって出会えるお店
恵文社(けいぶんしゃ)は、ちょっとこだわりの本屋さん。おしゃれで、不思議で、最先端のようで、頑固おやじのようで。
左京区らしさがギューっと詰まった感じですwネットで欲しい本をサクっと買うのとは違う。
ここには何も考えずに訪れて、新しい本との出会いを提供されるワクワク感を味わってほしいです。
さらに西に抜けると、東大路通りに出ます。
ここは『ラーメン街道』と呼ばれる、ラーメン店密集地です。
平日でも、そこら中で行列をつくっています。
一乗寺駅から、東に向かって出会えるお店
曼殊院通りを白川通りに向かって真っすぐ東へ向かうと、絹ごし緑茶ティラミスが有名な『一乗寺中谷』があります。
ネット通販では半年待ちと言われている緑茶ティラミスですが、店頭ではすぐに購入できます(夕方には売り切れてることもあります)
一乗寺中谷
お店のサイト
修学院駅
修学院駅界隈は、北山通りの東の果てに位置していて、昔ながらのアーケードの商店街や、スーパーなどもあり住みやすさで人気の地域です。
国際交流会館もあり、留学生の方も多く住んでいて国際色豊かでもあります。
アニメ、けいおん!でも、劇中に出てきた和菓子屋さんの「双鳩堂(そうきゅうどう)」は、昔ながらの和菓子屋さんです。
地域の方々に長年愛されている和菓子屋さんです。
宝ヶ池駅
宝ヶ池駅までくると、一気にお店は少なくなります。
住宅地の中に、ところどころ畑や田んぼが残っているような駅界隈です。
駅近くには、宝ヶ池公園、子どもの楽園が徒歩圏内にあり、休日には家族連れで賑わいます。
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八瀬比叡山口駅
出町柳駅から、7駅目の約14分間で終点『八瀬比叡山口駅』に到着です。
駅の看板は大正時代をイメージされてて、敢えての逆読み!
駅を一歩でると、一気に別世界に降り立った感じです。
山が迫ってくるっ!
空気も変わるっ!
すぐ目の前に鴨川の上流となる高野川が!
川のせせらぎが心地よく聴こえます。
春は、山桜が綺麗です。
夏は、目の前の川では、小さなお子さんでも遊ぶことができる浅瀬もあり、目の届く範囲で水遊びが人気で、GW頃から大勢の子連れで賑わいます。
店舗は、少し歩いて行ける範囲に国道沿いのセブンイレブンがあり、手ぶらで行っても食糧の買い出しができますよ。
秋は、もみじが格別です!
もみじ情報は、こちらの記事で詳しく書いてます。
目の前の橋を渡って登っていくと、ケーブルカーの駅がすぐです。
比叡山の山頂ガーデンには、ケーブルカーとロープウエイを乗り継いでいきます。
叡電とケーブルカー、ロープウェイの往復乗車券がセットになったお得な切符も発売されています。
特に、季節限定で出るナイター切符はかなりお得感あります。
綺麗な夜景を見ながらのケーブルカーは最高ですよ^^
叡電情報まとめ
叡電は、京都市内でも広大な左京区を縦断するローカル線です。
住宅地を走る路線電車ですが、山や、川の景色を楽しむこともできます。
ハッキリ言って、京都の交通事情はあまりよくありません。
バスの路線図は、ややこしい。
観光客、修学旅行生でダダ混み。
そんな中、叡電の旅は快適ですよ~
今回、有名な寺社仏閣などは紹介していません。
観光名所は、たくさんの案内がありますよね。
観光案内では、見落とされそうな地元ネタを今後も提供していきたいと思います^^