我が家の3人は、全員同じ私立幼稚園にお世話になりました。
上の2人は、プレ保育から通い、末っ子は他園(認定こども園の保育部)から2歳児クラスに入園しなおしました。
なぜ、この私立幼稚園を選んだのか。
費用は、公立の園の3~4倍ほどになります。
決して安くはない、私立幼稚園の保育費。
それ以上に魅力ある保育内容でした。
幼稚園選びを始めるのは、早いに越したことはありませんよ。
児童館デビューしたら、できるだけ情報を集めてくださいね。
我が家の幼稚園選びのポイントとしては、結論から言うと、園長先生の教育方針にありました。
子どもにとって、初めての集団生活となる幼稚園(保育園)
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幼稚園の選び方で気をつけたポイント3つ
幼稚園なんて、どこも同じじゃないんです。
家から近いからで選んではえらいことになります。
末っ子が8か月の頃に、仕事復帰を考えだし、保育園を探したところたまたま近くに認定こども園が保育の部を併設するというので、申し込みました。
新規園ということで、あっさりと入園が決まり通うこととなりました。
当時上2人は、違う幼稚園の年長と年少でした。
通ってみて、つくづく幼稚園選びは慎重にせねばと感じることが多々ありました。
これから園を見学される方にぜひ、気をつけていただきたいポイントをご紹介します。
その幼稚園はお勉強系?自然派のびのび系?
末っ子の入園した認定こども園は、いわゆるお勉強系の園、上2人の園はのびのび自然派の園。
一日の過ごし方があまりにも違うのと、絵画制作の取り組み方にも、かなり違いがありました。
どちらがいいとは、敢えて明言は避けますが、我が家の教育方針としては「自然派のびのび」園の方が理想的でした。
ポイント1
お勉強系か、のびのび系か、家庭の教育方針を確認しよう
お勉強系の園では、基本的に小学校受験を念頭に全てのカリキュラムが組まれているようで、まだ歩けない赤ちゃんにもフラッシュカードや100玉そろばんなどを取り入れてました。
バザーなどは、こども園の幼稚部と合同で開催なので、作品展の様子を観ることもありますが、どの作品も先生のお手本を忠実に再現しようと努力の跡が見えました。
自然派のびのび方針の園の作品展とは、明らかに作品の面白みが違います。
ちょっと怖いくらい、小学校受験の絵画を意識してる様がうかがえました。
運動会でも、その違いは歴然でした。
お勉強系の園では、入場行進も軍隊並みに列を揃えて行進してきます。
年長児にいたっては、鼓笛パレードしてました。
のびのび系の園に通う、上2人はその様子を口ポカンで観てました(;'∀')
レ、レベルが違う・・・
のびのび系の運動会は、先生を先頭に走って入場してきますw
たまに転んじゃう子もいます。
ワチャワチャな入場行進。
でも、園長先生のお話などは、しっかりと整列して静かに聴けてるので、集中力は養われてると確信してます。
園の教育方針にブレはない?保護者会の影響力に気をつけて!
ポイント2
保護者会が園の運営に影響力があることは決して良いことではない
幼稚園の運営に関して、保護者会が強い影響力を持っているところは、先生の立場が弱くなってしまい保育の質も低下する傾向にあるように思います。
末っ子がお世話になったこども園では、保護者会の影響力がとても強く、担任の先生が数か月で変わる(退職)ことや、園長先生まで交代することがありました。
保護者の顔色ばかり伺ってて、園の教育方針もブレていきますよね。
幼稚園は、園長先生の教育方針がしっかりしているかどうか。
特に私立園では、園長先生の影響力が大事。
最終判断をブレることなく園長先生が下しているか、敢えて言うなら独裁でもいいくらいだと思います。
その幼稚園が目指すもの、こどもたちにどういう風に成長して欲しいのかが明確になっていること。
そのために、どのようなカリキュラムが用意されているのか。
園のホームページや、通園している保護者に聞いてみるのも大事ですね。
直接園長先生とお話できるなら、それが一番です。
園庭開放で、一番チェックして欲しいのは在園児の表情
何より、園児たちの表情が生き生きしているか。
園庭開放などで、園を訪れた時に出会う在園児たちの表情や姿を見て、自分の子どもを預けられる園なのか判断。
たくさん愛情を注がれている子どもたちは、園で訪れる人に対して絶対の安心感を持っているそうです。
自然派のびのび系の園にお迎えで寄ってみると、名前も顔もわからない子どもたちが親し気に話しかけてくれたり、
手に持っている虫の名前や、お花の名前を教えてくれようとしたり、とても生き生きしています。
とってもフレンドリーです。
もちろん、子どもたちの個性もあるので、引っ込み思案の子どももいます。
ですが、どの先生も気軽に挨拶をしてくれたり、園に通っていない弟妹にも気を配ってくれます。
徹底して、子どもを大事にしてくれてるなぁと感じます。
ポイント3
とにかく、在園児の表情、目の輝きをみる
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幼稚園選びで、複数園で迷う時のチェックポイント
子どもを預ける上で、上記大事なポイント3つの他に、チェックしておきたい項目を挙げてみました。
園庭開放や、地域の評判などで最終的に複数園候補が出てきて悩んだ時の決め手となるチェック項目です。
* 延長保育の有る無し(1時間あたりの金額も)
* 長期休暇の預かり
* 給食があるか、手作りなのか
幼稚園に子供が通い出したら、パートなどを考えてるなら特に長期休暇の預かり保育については、チェックしておいた方がいいですね。
給食についても、子どもが美味しくいただける工夫がされているのか、安心安全な材料や調理体制なのかも、チェックポイントです。
幼稚園選びで心配な入園金や保育料について
幼稚園の保育料も、政府の無償化施策で随分楽になってきてます。
ただ、私立幼稚園の場合、こども園と幼稚園では保育料の仕組みが違っていたり、世帯年収や家族構成でもバラつきがあります。
いくら無償化だと言っても、入園金や制服、教材などに適用されない場合もあるので、入園を決める前に確認は必要です。
お金の話が聞きにくい雰囲気なら、それこそ考えた方がいいでしょう。
自治体からの独自の補助を決めているところもあります。
初めから高いから無理!と決めつけないで、早いうちから色々と調べていくことをお勧めします。
入園金、制服代や、諸経費の支払いのタイミングも、園によってまちまちです。
願書受付と同時に入園金を納入する園もあれば、制服採寸時期に納入する場合もあるそうです。
意外と大きな出費になるので、幼稚園選びを始めるにあたっては、出費のタイミングもおさえておくと、いざという時に慌てなくて済みます。
うちは、いざという時に、慌てまくりでした(笑)
注意ポイント
幼稚園の保育料は、毎月の保育料の他に
- 入園料(入園時、もしくは願書申し込み時)
- 制服代(体操服、夏・冬の制服)
- 教材費(毎年)
- 給食代
- 通園バス代(バス通園の場合)
- 設備維持費(年に一回)
- PTA会費
支払い方法は、園によってまちまちですし、制服が無い園ももちろんあります。
ただ、制服があることで毎朝着替えに悩むことが無いのは助かります(;'∀')
教材に関しては、幼稚園推奨のものを全部揃えなくても、兄弟のお下がりやホームセンターなどで購入することで安く済む場合もあるので、気をつけたいところです。
ピアニカなどは、ネット通販の方が安く手に入ったりします。
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幼稚園選びまとめ
大事な我が子を預ける、幼稚園。
私が大事にした、園選びのポイントは、
ポイント
- 園の教育方針(お勉強系か、自然派のびのび系)
- 保護者会が強すぎないかどうか
- 在園児の普段の表情
どんな風に、成長してほしいのか。
我が子の性格などもよく観察して、できるだけ普段の保育風景を観に行ってくださいね。
お迎え時間に保護者の雰囲気を観に行くのも、大事ですよ~。
親子共々、素敵な園生活が始められますよう。