幼少期の子ども3人育児中だと、医療費も結構かかります。
自治体によっては、中学生まで医療費無料のところもあるとか。
私が住んでいる京都市の子ども医療費支給制度では、3歳から中学3年生までの子どもは、ひと月1500円までの窓口負担となっています。
ただし!同じ月でも複数の医療機関に掛ったり、処方箋薬局でお薬が処方されると、都度医療費が発生します。
院外処方の医療機関だと、薬局の薬代とかで、あっという間に3000円以上の医療費の出費となる時も。
が、しかし!!!
ちゃんと払い戻し請求をすれば、どれだけ医療機関に掛ったとしても、医療費は1ヶ月1500円ポッキリなんです!
これって、意外と知らないママさん多いんですよね。
ちょっとややこしくて面倒な子ども医療費の払い戻し請求の仕方。
例をあげて、ご紹介します!
京都市内で子育てをしているor子育てしたい方、必見です。
☆2019年9月より3000円から1500円まで子ども医療費の自己負担が減額されましたヽ(^o^)丿
確定申告については、こんな記事も書いてます
>>住宅ローン減税と医療費控除で、パート代4ヶ月分になったよ
スポンサーリンク
京都市の子ども医療費支給制度とは
子育て家庭の経済的な負担を軽減し、安心して子育てができるようにするため、保護者が支払う医療費(健康保険の自己負担額)の一部を京都市が支給する制度です。所得制限はありません。
京都市子ども医療費制度ミニガイドより抜粋
子どもを育てていく上で、様々な経済的負担は免れません。
食費は工夫しだいで、少しは抑えることができますが、医療だけは割引もないし、工夫するだけでは病気を治すことはできません。
特に、幼少期はしょっちゅう風邪をひいたり、転んだりと、何が起こるかわかりません。
いざという時に今月ピンチだから、我慢して!と言うわけにもいかないですよね。
子ども医療費制度は、本当にありがたい制度だと思います。
だって、とりあえず、お財布に1500円あれば病院に連れていけますから^^;(院外薬局だと薬代は別)
そんな、子ども医療費ですが、同じ医療機関以外の医療機関に掛った月は、どうなるでしょうか?
当然、医療機関が変われば、負担は同じようにひと月1500円まで窓口負担となります。
払い過ぎた子ども医療費を払い戻し請求をしよう
0歳から2歳までは、一つの医療機関での窓口負担は、1ヶ月200円だけで尚且つ院外処方での薬代は負担なし。
なので一般的な外来受診では払い戻ししてもらうことは、ほとんどありません。
それに対して、3歳から中学3年生までの子ども医療費は、外来受診では一医療機関毎に月1500円までの窓口負担が必要。
医療機関(病院や薬局)が複数になると、その度に自己負担が必要になります。
例えば、こんなパターン。
- 1月5日 長男(小4)インフルエンザでA小児科を受診。1500円支払う。
- 1月5日 長男、インフルエンザの薬を院外薬局で処方され、B薬局で1500円の支払い。
〈長男の1月の医療費負担〉
A小児科 1500円
+ B薬局 1500円
――――――――――――
合計 3000円
京都市子ども医療費制度では、1ヶ月の医療費自己負担は1500円までとなっているので、1500円は払い過ぎとなります。
この払い過ぎた1500円は、京都市に払い戻し請求をすれば還ってくるんです。
子ども医療費の払い戻し請求
払い戻しには、以下の書類を用意します。
- 3歳以上外来用子ども医療費支給申請書(京都市のHPでダウンロードできます)
- 子ども医療費受給者証(ピンク色)のコピー
- 子どもの健康保険証のコピー
- 振込口座のわかるキャッシュカードか通帳のコピー
- 医療機関の領収書の原本
上記の書類を郵送で送ります。
送り先
〒604-8171
京都市中京区烏丸通御池下る虎屋町566番地1 井門明治安田生命ビル3階
京都市子ども家庭支援課分室
※区役所や支所で手続きすることも可能です。その場合、2,3,4は確認するだけなのでコピーを持参する必要ありません。原本を忘れずに持参します。1の申請書も区役所で記入することもできます。
まとめ
京都市の子ども医療費制度の払い戻しについてご紹介しました。
我が家は、3人分を半年ごとにまとめて払い戻し請求しています。
結構大きな金額になる時もありますよ。
もちろん、毎月払い戻し請求をすることも可能です。
子どもが病気にならないことが一番ですが、病気やケガで病院に掛った時は領収証は必ず保管しておきましょう。
公費の払い戻し請求にも使いますが、確定申告の医療費控除でも必要です(提出はしなくてもよくなりました)
少しの金額だし面倒だと思ってはいけませんよ!
医療費控除をすることで、保育料の区分が変わって保育料の返還をしてもらえることもあるのです。
払い戻し請求も、医療費控除の手続きも、慣れてしまえば半日でできるようになります。
最初は面倒でも、“塵も積もれば山となる”です。
☆2019年9月より3000円から1500円まで子ども医療費の自己負担が減額されましたヽ(^o^)丿
(記事訂正済みです)