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小5からの通塾で中学受験に挑戦は無謀か?我が家の塾選びと受験理由

2021年5月9日

長男、小5からの通塾で中学受験に挑戦し、無事合格をいただきました\(^o^)/

志望校は、超難関校ではありません。

偏差値的には、いわゆる中堅校といわれるクラスです。

関西で中学受験を考えるなら、遅くても小4からの通塾というのが常識になってきてますが、長男は小5のしかも12月という中学受験専門塾なら入塾さえ許されない時期の入塾でした。
関西での中学入試は、1月がほぼ大半。
入試まで1年という短期決戦で、希望校の合格を無事ゲットできました。

中学受験を選択した理由や、受験対策など参考までにつづっておきます。

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中学受験を選択した理由

 

長男は、いわゆる発達グレーなところがあり、発達性協調運動障害という診断を受け、リハビリに通ったこともあります。

詳しくは、
>>発達性協調運動障害とは?|長男が下校途中に転倒してケガをした理由
>>発達性協調運動障害で小児リハビリに通った日々の振り返り
この辺りに書いてます^^

知能的な部分は特に問題はありませんが、手先の不器用さ、運動面での障害が少し見られます。
ADHDの傾向がややありますが、小学校では担任の先生にも恵まれ、そんなに目立って困ることもなく過ごしてきました。

成績は、社会だけがものすごく得意ですが、それ以外の教科は、だいたい普通の成績。

三段階評価で、ほぼオール2という成績でした。

ただ、少し個性が強く、地元中学では馴染めるかという不安が本人的に大きくなっていました。
なぜなら、幼稚園で少し暴力的だった子が、同じ中学校区内に住んでいることから入学後に再会することに恐れを感じていたからです。
(たぶん、その子は忘れてると思われますが・・・)

本人の不安もありましたが、私としては地元中学から先の高校進学を考えたときに、公立中学での内申点が大きく影響することが気になっていました。
お住まいの地域によっては、公立高校の入試制度が様々あり一概には言えませんが、京都市内の公立高校では中学校の内申点で受験できる高校が決まるといってもいいくらい影響が大きいです。

テストの点数以上に、提出物で成績が決まるということ。
また、体育、音楽、美術、家庭科など副教科では不器用な長男にとって内申点をあげることは、かなり大変です。

少子化なので、絶対に高校に入学できないということはないと思いますが、その先将来の進路の可能性が少し狭まってしまうのではないかということ。

それならば、中高一貫校を受験して、落ち着いてその先の進路を考えていくのもいいのかなと、思いました。

 

受験理由

・地元中学での人間関係への不安(いじめなど)

・地元中学からの進学の選択肢が狭まる可能性(内申点の評価)

中学受験、通塾なしで自宅学習だけでいける?

中学受験を意識し始めたのは3年生くらいからなのですが、志望校はそこまで難関校を希望していませんでした。

中高一貫で、本人の個性を伸ばせる学校で、ゴリゴリの進学校でなくてもいいかなと思っていました。

小学校生活も楽しんで欲しいし、通塾にお金をかける余裕もないし、何より本人が通塾に乗り気ではありませんでした。

チャレンジタッチで自宅学習の習慣化を試みる

4年生になった時に、通塾する代わりに取り入れたのはベネッセのチャレンジタッチ。

自宅学習の習慣づけとなればと申し込んでみました。

当初、タブレット学習はゲーム感覚で楽しく取り組んでいました。

学習すると、メールでその日の学習内容や理解度が設定している親のメールアカウントに届くシステムなので、サボるとすぐにわかります。

やり直して100点になるまで挑戦してる様子もよくわかって、この調子で自宅学習だけで受験もいけるかも?と一時は甘い夢をみました。

 

通塾は嫌だけど、自宅学習でがんばると言い続けてた長男。
京都市の「ジョイントプログラム」という共通テストの成績も、順調に右肩上がりになってきてました。

もしかしたら、チャレンジタッチの自宅学習だけでいけるかも?と甘い期待。

初めての中学受験模試に挑戦した結果

そして、5年生になると関西で大手の中学入試の模試を受けてみました。

模試の結果たるや!

予想以上に、散々たる成績でした。

 

チャレンジタッチのやり直しも、よくよく見てみると、三択問題を間違えてのやり直し。
確かに問題を解く、間違える、正しい答えを知ることはできたとしても、その程度の学習では中学受験レベルの問題には到底及びません。
中学受験用のコースも用意されていましたが、そうなるとそれなりの課金も発生します。

それに、チャレンジタッチを1年続けてるうちに、段々と声掛けの日々が続いてきていました。

自分から時間を決めて進められるお子さんは、チャレンジタッチの中学受験コースでも、やり通せば行けるかもしれません。
が、うちの子はちょっと厳しいなという感じでした。
惰性に流されて、なんとなくポチポチやってやった気分になってるだけという悪循環。

模試の結果も散々だし、これは本腰入れて通塾しかないなと長男とも話し合い納得のうえで、塾探しを開始しました。

 

我が家の塾の決め方

 

我が家の塾探しの条件は、

・私が仕事をしてるので長男が自力で通えるところ

・帰ってくるのが7時くらいまでで遅くならないところ(本人希望)

・宿題のないところ(この条件は、後に変わります)(本人希望)

・個別学習の塾(本人希望)

 

このような条件のもと、バスで通える範囲の塾をリストアップ。

ママ友からの塾情報も集めつつ、条件に合いそうな塾に見学の申し込みをしました。

 

そして、決めた塾は、小さな地域密着型の個別学習塾です。

たまたま、近くに新しく塾ができたので見学申し込みしてみたら、長男がとても気に入ったのでここに決めました。

元は、少し離れたところに40年以上経営されている塾の2校目ということでした。

 

中学受験に対応できます!との言葉を信じて、実績もない塾に申し込むという無謀さでしたが、塾長が元は高校教師だったということや、教えてくれる先生方がほぼ京大生とのことでしたので、お願いすることにしました。

実は、授業料も結構お安かったのです。←ここ大事

なぜ安いかというと、大手塾と違い、小さな個別指導塾なのでテキストなどは一人一人にあった教材を単体で購入できるので、無駄がないとのことでした。

また、問題集などは塾で貸してくれたりで、本当にお財布に優しい塾でした。

中学受験の課金ぶりをネット上で見ていると、一桁違う世界です。

夏期講習代でも、5万円までで納まってました(;’∀’)

もちろん、コマ数は全然違うと思います。

夏期講習で、一日3時間を週5くらいで通っていました。

季節講習以外だと、週2~3というペースです。

 

帰る時間が遅くなるのは嫌だということで、7時頃には帰ってきて普通に晩御飯を食べてました。
塾弁って、何?っていう感じです(;’∀’)

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中学受験、自宅での学習時間とコロナ休校の影響は?

当初は、自宅学習をほとんどしてませんでした。

が、模試の成績が一向によくなる気配がなく、しびれをきらした私が、塾長に掛け合い宿題を出してもらうことにしました。
向こうは、待ってましたという感じでしたので、やはり自宅学習は大事です。

本人も、さすがに模試の成績が上がらないことに少しは気になったようで、毎日の自宅学習に取り組むようになりました。
っていうのが、6年の春休み明けくらいってのがふざけてますよね。
やっと、一日2時間程度は勉強するようになってきました。

そう。

この時、コロナで休校になったんです。
緊急事態宣言も出るし、塾まで休みになったらどうしよう?って思っていたら、

小さな塾だったので、感染症対策ができてれば休塾にしなくてもOKということで、無事に通い続けることができました。
さらに、休校中は平日の昼間の時間帯を自習できるように開放してくださいました。

本当にありがたかった!

オープンしたての塾で、生徒数もまだ少ないなか、コロナで休塾なんてなったら潰れちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが、この時の対応が良かったのか、生徒数は日に日に増えていきました。

中学受験、自宅学習の姿勢にイライラ

自宅学習は、だいたい1時間ほどで終わる内容になってましたが、勉強スタイルがイライラさせられるんです。
だって、床で勉強するんですよ。

リビングにも、和室にも机はある。
もちろん、子ども部屋にも造り付けの机があります・・・

が、長男は床にはいつくばって勉強するのがやりやすいと。
しかも、妹たちがテレビ観てても、ピアノ弾いてても、そこがいいと。

 

なかなか、理解しがたい環境で勉強してました。
そんなんで、頭に入るわけがない!!と思ってたんですが。

塾長曰く、勉強スタイルは好きにさせてくださいと。

今となっては、無事合格できたので、それもアリなのかと思えてきましたが、当時は毎日イライラしっぱなしでした。

中学受験で中堅校対策で意識したこと

4年生くらいから、オープンキャンパスには積極的に親子で参加しました。
様々な季節や、内容を見て、いろんな角度から直に学校の空気を感じることは大切だと思うので、何度も足を運びました。

natsu
行きかう生徒さんたちの振る舞いもよく観察しました。

そして、説明会も6年時だけでなくその前年も参加しました。
本人の受験勉強よりも、親の情報収集の方が熱心というのは、中学受験あるあるですね。

本人が、この学校に行きたい!と決まったら、もうその学校の対策に集中するのみです。
うちは、チャレンジ校とか滑り止めとかは考えませんでした。
不合格なら、地元の公立という約束での挑戦。

志望校が決まってるので、あとはひたすら過去問を繰り返しやるのみです。
塾でも、学校説明会での入試対策を共有し、過去問を丁寧にみてもらいました。

natsu
過去6年分をそれぞれ3回は繰り返し、挑戦していました。

過去問がほぼ100点近く取れるようになってくると、本人の自信も大きくなってきました。
あれやこれやと手を出さず、ひたすら過去問に取り組んだのは結果よかったなと思います。

そして、中堅校を選んだのは本人の学力的に無理がなかったことも大きいです。
学校に入学してから、伸び伸びと過ごして欲しいです。

中高一貫校なので、このまま落ちこぼれない限りは高校まで受験はありません。
部活も思う存分できるし、中学で興味を深めたことについてじっくりと高校まで究めていくこともできます。
マイペースな長男は、この方がきっと落ち着いて成長できそうな気がします。

中堅校対策まとめ

  • オープンキャンパスや見学会へ積極的な参加
  • 過去問題集をくりかえし挑戦し、自信をつける

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まとめ

我が家は、長男の個性を重視しての学校選びで中学受験を選択しました。
そして、希望する学校にターゲットを絞って、受験勉強も短期集中で取り組みました。

淡々とまとめてますが、それはそれは胃の痛い毎日でした(>_<)
6年生の12月くらいからは、毎日吐きそうな日々でした、わたしがw

中学受験は親子で受験とはよく言われますが、本当に忍耐の日々です。

とにかく、怒らない。
持ち上げて持ち上げて自己肯定感を高めて、乗り切るしかない。

たまに、楽しく読んでたのは『2月の勝者』というコミックです。
内容は中学受験そのもので、参考になる部分もありますが、そこまでシリアスなことはないなと思える部分もあり。

中学受験を考えてるなら、一読をおすすめします。

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  • この記事を書いた人

natsu

夫と子ども3人(小学生、中学生)、実母(老健入所できた!)と暮らす40代後半主婦の『natsu』です。 小さな診療所で、受付事務員やってます。 詳しいプロフィールはこちらから

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