子どもが小学生になってから、毎年頭を悩ますのが夏休みの宿題。
特に、自由研究は「自由」なだけに、難しい。
研究発表的なモノは、コツコツと観察しなくちゃいけないし、三日坊主な我が家にはムリ。
親子共々好きな、工作系に走ってしまいます。
最近は、様々な工作キットが販売されていますが、学校の方針で夏休みの宿題に購入したキットでの提出は認められてません。
ま、何でも買える時代だからこそ、夏休みの自由工作くらいは頭を悩ませて、自由な発想で作りたいですけどね。
そんなんで、我が家の子ども達も自由研究・工作は完全にオリジナルで材料は揃えています。
今まで作った作品をまとめてみました。
これから取り掛かる方の参考になるといいのだけど(ちょっとマニアックでごめんなさい)
夏休みの自由工作歴史
- 長男1年時は、エスカレーターづくりに挑戦(仕組みはお父さん)
- 長男2年時は、エレベーターづくりに挑戦(仕組みはお父さん)
- 長女1年時は、プラバンでモビール作り(仕上げはお母さん)
- 長女2年時は、紙粘土でマカロンタワーの貯金箱(細かい作業はお母さん)
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夏休みの自由工作でお父さんを巻き込む作戦
私は子どもの頃、夏休みの宿題で「自由研究」って、物凄く楽しみでした。
何作ろうかな~?とか、
何調べようかな~?とか。
ワクワク、ワクワク。
YouTubeも、工作キットも無い時代。
出来ることにも限りがありましたが、同級生を驚かせる内容を考えるのが、とても楽しみでした。
そして、母子家庭だったこともあり、親に宿題を手伝ってもらうという発想もありませんでした。
そんなワクワク自由研究ですが、我が子も何作ろうかとワクワクしてました。
でも、低学年のうちこそお父さんと一緒に取り組んで欲しいなぁと思って、秘かに仕向けました( ̄▽ ̄)
日頃、仕事から帰ってくるのも遅く、土日もゴロゴロか、地域の役員で多忙を極めるお父さん。
夏休みの自由研究こそ、子どもと触れ合える絶好のチャンス!
そして、工業系の大学出てるんだから腕の見せ所。
夏休み前から、自由研究のネタに旦那が喜んで手伝いたくなるようなテーマを長男にことあるごとに吹き込みましたw
長男、すっかり洗脳されたところで、旦那が仕事から帰ってきて良い気分の時に、
「〇〇くんが、エスカレーター作りたいって言ってるんやけど。。。」と、振ってみました。
子どもが寝静まってから、聴くのがポイント。
万が一、「無理!」とか否定されると長男のモチベーションも下がっちゃうし、下手すると親子関係にキズがついちゃいます。
でも、お父さんの得意分野をうまーく利用し、「こんなの、お父さんじゃないと出来ないよね」的なオーラ全開で頼めば、断ることは出来ません。
夜な夜な、親子2人でコツコツ作っていました。
エスカレーター作成編
段ボールをはがして、がたがたの面を利用し、階段の段をつくりました。
動力部分の写真が行方不明で、すみません。
2年目はエレベーターを作ってみたよ
「エレベーター」と「エスカレーター」、未だによく間違えます(´・ω・`)
咄嗟に使うとなると、どっちがどっちだか分からなくなります。
去年の実績を元に、二年目はバージョンアップで「エレベーター」作りに挑戦。
まず、長男に駅やショッピングセンターのエレベーターをよく観察をさせました。
特に、スケルトンなエレベーターは造りがよく見えて、どうやってエレベーターの箱が上がったり、下がったりするのか見えました。
そして、方眼紙に長男なりのエレベーターのスケッチを描かせました。
そこから、旦那が設計図を図面におこし、各パーツを長男に作らせます。
どこから持ち出したのか謎の材料を駆使し、彼らなりのエレベーターの仕組みを組み立てました。
このチープさが、自由研究っぽくていい感じ(笑)
前から見た感じ。
一応、4階建てのビルに見立ててます。
横の断面から見ると、エレベーターの仕組みらしきものが見えます。
重りをつるして、人の入る箱を上げたり下げたりするらしい。。。
電動モーターとか高度な技術は使ってません。
手動です。
小学2年生の自由研究にしては、大きすぎた感がありましたが、お父さんと一緒にがんばったところは大成功でした。
ちなみに長男のクラスでは、自由研究の注意書きに「店頭に並んでいるようなキットではなく、家族に手伝ってもらって作ってね」と書いてありました。
自由研究の目的のひとつは、家族で取り組むことにあるのかな?とも思いました。
長女の夏休み自由工作は、お母さんと一緒に楽しく作ったよ
長男の工業系の作品は、お父さん担当ということに決めてます。
長女の自由工作は、ワタシが担当です。
ある程度、長女の得意を生かしつつ、楽しく取り組めるように相談しながら提案。
1年生では、プラバンでモビールを作ったよ
プラバンに好きな絵を描かせて、トースターで焼きます。
最後にバランスを取りながら、竹ヒゴに吊るしました。
途中に大きめのビーズを通してみたりすると、吊るした時にキラキラとキレイに揺れます。
2年生では、紙粘土でマカロンタワー貯金箱を作ってます
スイーツデコにはまっている長女。
夏休みの自由工作に、マカロンタワー型の貯金箱をつくることにしました。
ちなみ、長女がはまっているスイーツデコの子ども用セットは、こちらです。
これは、オモチャのコーナーに売られています。
そのまま使いたいところを、グッと堪えて。
紙粘土を100均で購入しました。
紙粘土に好きな絵の具の色を混ぜ込み、丸めるところまでが長女の担当。
その後、計量スプーンで型をとって端のヒダを作るのは、ハハの仕事。
クリームを挟んでボンドで固定するところは、再び長女の担当です。
大量のマカロンをつくりました。
それをボール紙で作った円すい型の台座に木工ボンドで貼りつけていきます。
今回は貯金箱なので、硬貨を入れる穴を切り取ってあります。
色のバランスを見ながら、一生懸命に貼り付け作業。
上の方は、マカロンが足りなくなりましたが、デコように作っておいたイチゴと、チョコレートをホイップで貼り付けました。
モリモリのマカロンタワーができましたヽ(^o^)丿
この後、台座の部分にももう一工夫して、貯金箱を完成する予定です。
ま、間に合うのか?(;'∀')
自由工作まとめ
小学校の低学年のうちは、親子で楽しく取り組めたらいいと思います。
もちろん、1人でやり切りたいお子さんは、そっと見守るだけでいいでしょう。
夏休みの宿題は、このほかにもワークブックや、プリント、絵日記や読書と感想文など。
盛りだくさんの宿題です。
せめて、自由工作は楽しく伸び伸びとできると、新学期のいいスタートになると思います。
両親共働きで、忙しいご家庭もたくさんあるだろうけど、土日などを利用して、楽しく親子で取り組めると素敵な思い出となりますね。
自由工作を親子で楽しく作ろう!でした。
何か参考になれれば幸いです^^